2014年2月6日木曜日

雪霞富士

2/6 曇りで富士は見えない。しかし予報は6時まで晴れ、今朝は昨夜から行こうと決めていた水ヶ塚に向かう。グリーンキャンプ場あたりからバリバリの雪道になった。曇り具合から水ヶ塚も曇りであることは予感できた。7年間の東京勤務の折毎週火曜日にはこの道を通った経験から水ヶ塚から御殿場方向に走った2キロ程の橋の上は富士が見えるだろうと、水ヶ塚に待機中のカメラマンの車を横目に向かうと案の定、手前の樹林越しに富士が見える。キャリアの上に乗り光射す時を待った。色付きの後水ヶ塚で待機、粉雪に霞む富士に出会えた。気象学的には霞ははっきりと定義されていないようだ。霞は霞・靄(もや)・煙霧で遠くがぼんやり霞んで見えることを言うそうだが、私が目の当たりにしているのは粉雪によるものだ。造語とはなるが「雪霞」(セッカ)と呼ぶことにする。珍しい現象にシャッターを切っていると、神戸から来た写真家が「もう少しはっきり見たいな」と言った。

雪霞富士





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