2013年11月29日金曜日

11/27の富士山

本栖湖にて
朝焼けが思わせぶりに終わったあと
雲の塊が列をなして東進した。
列をなして三脚を立てているカメラマンで
この状況を撮っているのは数人だった。


いつも感動の朝に出会えるとは限らない。
むしろ感動のシーンは滅多に無いと言った方が
適当だ。目の前のつつじが朝の光を浴びて
奇麗だったので入れてみた。

昨日の雪は風で舞ってしまったようだ。ここ鳴沢では太陽が中天に達する頃、融解した雪の表面が金属のような光沢を放ち、富士を氷山(ひやま)と呼ぶ北麓の人達の心情が分かる。

離れ笠雲に太陽を入れてみたいと思って滝沢林道を登ると
程よい位置に配置する事ができた。
もちろん狙っているのは輪郭に出来る彩雲だが

 纏まっては離れ、離れては纏まる雲の変幻は
サッカー観戦のように目が離せない
やり直しの効かないフィルムと違って



全体を撮ったりアップにしてみたり
露出を変えてみたり
向っていればやる事は多い

 太陽が半分隠れる程度が
神秘的になる、
彩雲の度合いも雲の厚さに掛かっている
このカットは今日一の彩雲となった。


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